JAPANsは、
忙しさの奥に置き去りにしてきたあなた自身の感性と、 日本という国が本来もっている強さを、
日本の美と智慧(ちえ)を通して、 同時に呼び覚ます体験をお届けします。
日本文化は、白か黒かでは語れません。
神と仏、和と漢、公家と武家、都市と農村。
相反するものを切り捨てず、関係性の中で磨き続けてきた文化があります。
その重なりのなかにこそ、
先行き不透明な時代を生き抜く、日本の静かな強さがあります。
いま、私たちは「消費される日本」ではなく、
触れることで、自分の軸とこの国の軸の両方が整っていく日本を、
次の世代に手渡したいと考えています。
変化や矛盾を受け入れながら、声高(こわだか)に主張せず、
確かに在り続けてきたこの国のまなざし。
その奥行きに身を委ねたとき、
自分自身と、世界に対する日本の新しい可能性が、
静かに立ち上がってくるはずです。
日本は、暖流と寒流が交わる海に囲まれ、
南北に連なる急峻(きゅうしゅん)な山々を抱(いだ)く島国です。
この複雑な自然は、
多様性とともに、畏れと共存する感覚を育んできました。
地震や噴火、台風という試練のなかで、日本人は集団の規律と
「もののあわれ」という、 自然に抗(あらが)わず、しなやかに生き抜く美意識を磨いてきました。
外から流れ込む文化を拒まず、いったん受け入れ、
時間をかけて日本化し、洗練する。
中国の思想、西洋の技術は、和魂と結びつき、
独自の価値として世界に還元されてきました。
その中心にあったのが、京都です。
千年を超えて、「日本化による洗練」が重ねられてきた場所。
この国の“へそ”に身を置くことで、 知識ではなく、体感として、
これからの時代を生きる自分と、日本の可能性に出会っていただきたい。
JAPANsは、 そのための静かで贅沢な時間をデザインします。

金閣寺の舎利殿は、三層それぞれにまったく異なる建築様式が重ねられています。
さらに鏡湖池に映る逆さ姿を合わせると、六層の黄金建築が浮かび上がる——そこには、ひとつの形の中にいくつもの意味が宿る、日本ならではの美意識があります。
東寺の五重塔も同様です。空海がインドから中国を経て日本へと持ち帰った仏教の精髄を刻み込んだこの塔は、下から「地・水・火・風・空」という宇宙を構成する五つの要素を積み上げた、壮大な象徴の建造物。
「塔」という漢字のルーツをたどれば、ブッダの遺骨を納める「ストゥーパ」という言葉にたどり着きます。
時代も国境も超えて、文化が翻訳され、重なり合ってきた歴史がここにあります。
異なるものが層をなし、響き合いながら、より深い何かを生み出していく——JAPANsのロゴは、そんな日本文化の「重層性」をかたちにしたものです。